条件付きチケット機能とは

条件付きチケット機能は、あるチケット(前提)の購入を条件として、別のチケット(連動)の購入可能枚数が動的に制限される機能です。

これまで、特殊な料金規程やセット販売の運用は、主催者の方が手動で枚数管理する必要があり、お客様への案内や会場での確認が煩雑でした。文化庁の助成事業のように「子ども 2 名につき同伴 1 名まで半額」といった細かな規程の場合、特に運用負荷が高い状況でした。

本機能により、主催者が設定した比率に従って、お客様の購入画面で自動的に上限が制御されるようになりました。

文化庁助成事業に対応

本機能は特に、文化庁「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の採択団体様向けに、規程通りのチケット販売運用を可能にすることを目的としています。

主催者画面の「文化庁子供支援セット を一括追加」ボタンを押すだけで、規程に準拠した「子ども(無料)」+「同伴者(半額)」のチケットセットがワンクリックで作成されます。

子どもの購入枚数 同伴者の購入可能上限
子ども 1 名 同伴 1 名まで
子ども 2 名 同伴 1 名まで
子ども 3 名 同伴 2 名まで
子ども 4 名 同伴 2 名まで
子ども 5 名 同伴 3 名まで

こんな時にご活用いただけます

  • 文化庁の子供舞台芸術鑑賞体験支援事業など、助成規程に基づくチケット販売を行いたい。
  • 「子ども連れの保護者は半額」など、特定のチケットの購入条件を別チケットの購入と紐付けたい。
  • 家族割や同伴割など、組み合わせ購入時の枚数制限を自動で管理したい。
  • 「3 人につき 1 人無料」など、独自の比率でセットチケットを販売したい。

2 つの作成方法

主催者画面のチケット設定タブから、以下の 2 通りの方法でセットを作成できます。

1. 文化庁ルール準拠のワンクリック作成

「文化庁子供支援セット を一括追加」ボタンで、文化庁の規程に準拠したセットが瞬時に作成されます。価格や販売枚数だけ調整すれば、すぐに運用開始できます。

2. 自由な比率での個別設定

「+ 条件付きチケットを追加」ボタンから、専用ウィザードに遷移します。前提チケット(既存のものを使う or 新規作成)と連動チケットの内容、そして「前提 N 枚につき 連動 M 枚まで」という比率を自由に設定できます。プレビュー表示で、設定した比率がどう適用されるか即座に確認できます。

お客様(購入者)の見え方

お客様の購入画面では、連動チケットを先に選ぼうとすると「先に前提チケットを選択してください」というアラートが表示されます。前提チケットの数量を調整すると、連動チケットの選択可能枚数が自動的に動的計算されます。さらに、前提チケットを減らした際に連動チケットが上限を超えそうな場合は、確認ダイアログで自動削減の同意を求めるなど、安心して購入操作いただける UI 設計になっています。

後からの編集も可能

一度作成した条件付きチケットでも、後から比率や端数処理、名前を変更可能です。チケット一覧の「セット連動」バッジ横の「設定を編集」リンクから、専用編集ページにアクセスできます。すでにご購入いただいたお客様の注文には影響せず、それ以降の購入から新しい条件が適用されます。

運用上のご留意点

  • 条件付きチケットは現在「先着順」販売のみ対応しています(抽選販売は非対応)。
  • 全通チケット・配信チケットとの組み合わせには対応していません。
  • 公式リセール機能の対象外です(条件付きの整合性を保つため)。
  • 1 つの前提チケットに対して、紐づけられる連動チケットは 1 種類のみです。
  • 前提チケットに公演制限がある場合、連動チケットにも同じ制限が自動的に適用されます。

ご不明な点がございましたら、お気軽にサポートまでご連絡ください。本機能を活用し、より柔軟で透明性のあるチケット販売運用にお役立ていただければ幸いです。